ゆうぜんとして山を見る蛙哉🐸
『ゆうぜんとして山を見る蛙哉☺』
さて今回の人生ゆるぽじコトバも、前回と同様に小林一茶さまの名句でごんす‼
作品集「おらが春」所載の、ぱっと見の一瞬でその風景が見えてくる秀作。
信州北部出身の一茶さま。
この句をどこで詠んだのかはわかりませんでごんすが、北信濃の大自然と、小さな命の煌めきを見て詠ったと想像すると……、ハマります😆
江戸での一人暮らし歴〇十年余の苦労人で、ご実家の家庭環境も複雑だった一茶さま。
健脚で故郷と江戸を度々往来し、65年の生涯に、20000余りの句作をされ。
……ところで、教科書に出てくる小林一茶さまのイメージは、有名句の影響で、優しいご老人?ですが……実際はもっと、複雑系のようでごんして☺(笑)……
若き日から、生活苦を知っていて。
争いごとは引かずに闘い。
言うべきは言い。
自然に親しみ。小さな命を大事にし。
祖国、日本を愛して早くから国学を学び。
晩年になり、やっと故郷信濃に安住し、家族を得て。一段落(^^;
そんな小林一茶さま☺
知れば知るほど、波瀾万丈。
強くて、優しくて、少しお調子者(笑) 楽しいお方でごんす‼
ということで、今回の人生ゆるぽじコトバも一茶さま。
「ゆうぜんとして山を見る蛙哉」
でごんした🐸🐻
下の写真は、小生の故郷の山河でごんす。2018年4月。